「つげまつげとまんまるたいよう」(登録者数468人)よりご紹介します。
ちゃんと引き出しが開く文机は、フィギュアとも相性抜群でつい作りたくなってしまいますよね。
1/12スケールは多くのフィギュア・ドールに採用されているサイズ感で、多くの作品のキャラクターで展開されています。
お気に入りのフィギュアやドールのために部屋を作ってあげたい、おしゃれに飾りたい方は、ぜひ机も作ってみてください。
ひのき板で作れるから材料も手軽

今回作るミニチュア引き出し机は、自分で木板をカットするところからスタートします。
「木板をカットする」と聞くと非常に手間が掛かりそうに思われますが、実は材料調達もカットもとても簡単。
ミニチュアサイズであれば、100均で販売されている木板で不足はなく、しかも薄い素材なのでカットもスムーズです。

さらにカットの際は、あらかじめ机のサイズに用意した型紙をのりで木板に貼り付けて形を整えます。
これにより、非常にスムーズにパーツの準備を進められることが大きな魅力です。
動画内では電動糸のこを使ってカットしていますが、もちろん100均のミニのこぎりを使ってカットするのもおすすめです。
紙ヤスリを使いながら、好みの質感の机を作り上げていきましょう。
細いパーツはアイスの棒で代用

100均の木板は簡単にカットできると言えど、やはり細かなパーツを全く同一のサイズで準備するのはハードルは高いですよね。
中でも今回のミニチュア机作りで慎重になりたいのが、引き出し作りです。
実際に開閉ができる引き出しを作るには、引き出しが詰まらないよう均一な幅の板を準備して組み立てていく必要があります。

この均一な幅のパーツを準備するため、動画内で使用しているのはなんとアイスクリームの棒です。
アイスの棒は木製で均一の幅、角がなめらかにできているため、ミニチュア作成にぴったりな材料ですよね。
このアイスの棒を適度な長さにカットし、ボンドで貼り付けることで引き出しが手軽に完成。
実際にミニチュア小物も収納できる、おしゃれな机が出来上がっていきますよ。
模様や細かなカットはカッターで

「木材のカット=のこぎり」だと思っている方も多いですよね。
たしかに、厚手の木材はのこぎりを使ってカットするのが定番です。
しかし、薄い木材であればのこぎりを使う必要はありません。

特に手でも簡単に折れてしまえるような薄い木板であれば、カッターを使用した加工がおすすめです。
カッターを使って細かなパーツをカットしたり、角を削ぎ落としたり。
こうした細かな作業では扱いやすい刃物を使うことで、キレイな仕上がりのミニチュア家具を作り上げられます。
また今回のミニチュア机では、机の脚の部分に模様が彫られており、こちらも下書きをした上からカッターで彫られています。

カッターを使った細やかでキレイな仕上がりについても、ぜひ動画でチェックしてみてください。
工房での静かな作業風景に癒される
今回の動画で、投稿者さんは制作のため木工工房を利用しています。
自然あふれるキレイな工房での作業はもちろん、合間の環境音や作業スペースも見応え抜群です。
「叶うならこんな作業場でハンドメイドをしてみたい」と思うような素敵な映像に注目して楽しむのも良いですね。

また動画は、あえて声での解説やBGMを使わず作業音がそのまま乗せられているところも楽しいところです。
字幕機能をオンにすると詳しいサイズや使用している道具が解説されていますよ。
今回はつげまつげとまんまるたいようの紹介する木製のミニチュア引き出し机の作り方動画の魅力をお伝えしました。

木工作業は工夫次第でその手間やハードルをいくらでも下げられるため、初心者でも気軽に挑戦できます。
この記事を読んで「おしゃれなミニチュア家具を作ってみたい」と感じた方は、ぜひ動画を参考に作ってみてくださいね。
自宅のお気に入りのフィギュアのため、雰囲気にマッチした文机を作って飾るのも素敵ですね。