「JSK-koubou」(登録者数101万人)よりご紹介します。
今回紹介するのはレザークラフト!お札&カードも入る小銭入れの作り方について解説している動画です。
最近はキャッシュレス化も進み、小さい財布を利用する方も増えてきていますよね。
コンパクトなのにお札もしっかり入れられる小銭入れになっていますよ。
実際にお金を入れてみたらこんな感じに

財布は人によって入れるものの量がかなり違いますよね。
動画の最初の方では、実際にこちらに小銭入れにどれくらいの量のお金が入るのか紹介されています。
主にカード決済やスマホ決済などを支払いのメインに使っている方であれば、まさに丁度いいサイズと言えるのはないでしょうか。
バッグに入れておいてもかさばらず、ポケットにもポンと入れておけるくらいコンパクトですよ。
あまり物を持ち歩きたくないというミニマリストの方に特におすすめです。
まずは革の床面処理をしておく

革の裏側は毛羽立ちがあるので、まずはそこを処理するところからのスタートです。
専用のクリームを塗布し、革の裏側にまんべんなく塗っていきます。
どれくらいの量のクリームを塗布して、どうやって伸ばしていくのかは、動画を参考にして下さいね。
型紙を用意して革を裁断する

型紙は概要欄から購入可能で、とてもリーズナブルな上に、ダウンロードしたらすぐに使えます。
型紙が用意できたら、革に当てて印をつけて裁断していきましょう。

とても丁寧に作業されているのが伝わってきますね。
裁断の仕方や、カーブの切り出し方などもとても参考になりますよ。
角を落として側面を磨く

ちょっとした手間が最終的な仕上がりを大きく左右するものですよね。
ヘリ落としを使って革の角を整えた後、クリームで磨いておけば、細部までピカピカでツヤツヤの仕上がりに。
見た目も手触りもグンとアップしますので、動画を参考にしながら処理していきましょう。
ホックボタンを取り付ける

革と革を縫い合わせる前に、ホックボタンを取り付けておきます。
まず、あらかじめホックボタンを差し込むための穴を開けてから、ホックボタンを取り付けます。
本来なら、木槌でポンチやホック打具を叩いて取り付ける工程ですが、音が大きくて気になるという方も多いですよね。

なんと、JSK-koubouではプレス機を自作されています。

プレス機がなくても作業可能ですが、あれば圧倒的に音が静かになりますよ。
プレス機の作り方を紹介した動画も別途アップされていますので、こちらも要チェックですよ。
縫い付け前の下準備

革を縫い合わせる前には、ゴムのりで圧着させておかなければなりません。

圧着させやすいようにするコツも、とても参考になります。
また、同時に菱目打ちで縫い穴を開けていく工程も入ります。
こちらでもプレス機が大活躍しています。
貼り合わせる順番や位置が重要なので、動画を見ながら表と裏、左右のパーツを間違えないよう注意しながら進めていきましょう。
針で革を縫い合わせていく

革を縫うのは、布を縫うのとは全く縫い方が違います。
- 糸の通し方が違う
- 縫い初めと縫い終わりの糸の処理の仕方が違う
- 針を2本使う
同時にサイド部分の長さを揃えてカットしていきましょう。
その後、前と同様にヘリ落としを使って角を落として立体型に仕上げていきます。

この過程を入れるか入れないかで、仕上がりが全然違いますよ。

針穴と針穴をピッタリ合わせる方法も目からうろこですね。
糸処理の方法もいくつか登場してきますので、自分に合ったものを見つけるのもいいかもしれませんね。
最後の仕上げ

縫い合わせが完了したら、革包丁を使ってはみ出した部分をきれいに落としていきましょう。

革包丁の持ち方や向き、動かす方向も参考にしてみて下さいね。
そして、これまでと同様に角を落として磨いてあげれば、丈夫でおしゃれな小銭入れの完成です。

JSK-koubouでは、レザークラフトの作り方だけでなく、本格的なDIY動画も多数掲載されていますよ。
家具やDIY制作にも活用できる治具類の作り方、レザークラフト用工具のメンテナンスの方法も紹介されていますよ。
本格的に学んでみたいという方は、これらの動画も是非、参考にしてみて下さいね。
小さい小銭入れはどうしても小銭が取り出しにくいものですが、こちらは小銭が出しやすくなっており、使い勝手も抜群ですね。