「元役員秘書が伝える片付け」(登録者数 457人)よりご紹介します。
災害大国日本に暮らす以上、防災への備えは必要ですし、被災時に温かいものが食べられるとホッとします。
今回紹介するビニール袋を使ったパッククッキングのやり方は、災害時だけでなく、普段の料理の時短にも役立ちます。
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調理にとりかかる前に、パッククッキングについて簡単に説明します。
パッククッキングとは、ビニール袋に食材を入れ、袋のまま鍋で湯せんする調理方法です。
- 普段の食品が使える
- 加熱に使った水を何度も使える
- 袋に入れたまま器にうつせば、食器が汚れない
- 複数の違う料理を同時に作れる
では、さっそく作ってみましょう。今回は1人分の混ぜ込みご飯と、スープのセットを作ります。
- ビニール袋
- はかり
- 食材
- カセットコンロ
- お水
- お鍋
ビニール袋は100均のものでも大丈夫ですが、選ぶときに注意が必要だそうです。
ぜひ、動画内でしっかりとご確認ください。
調理スタート
ビニール袋は使う前に必ず穴が開いていないか、チェックしましょう。
ビニール袋の中に計ったお米を入れて、お水を入れていきます。
この時に器に入れてお水を入れるのがポイントです。なぜ器に入れる必要があるのかは、動画内で解説があります。
災害時は食料もお水も限られている可能性が高いので、大切に使いましょう。
お水を入れた後に空気を抜いて、上までしっかりとねじりましょう。
ねじり方は動画内で実演しているので、ぜひ一緒にやってみてくださいね。
整理収納と防災の関係とは?
山本さんは、チャンネル内で他にも防災関連の動画をいくつも公開されています。
整理収納アドバイザーなのに、なぜ防災の話をするの?
阪神淡路大震災を機に全国で耐震強化が進み、地震による家屋倒壊率は減りました。
ですが、家の中でケガをする率はまだまだ高いのが現実です。
片付いていない家は、災害時に生存率が下がるそうです。
多くのお客様に整理収納のアドバイスをされているから、家の中を安全にすることの大切さを発信できるのですね。
スープも作りましょう
スープはご飯よりも火が通りやすいので、時間差で作って同時にでき上がるようにしましょう。
味付けは基本は薄めに。食べきれる量を作るためにも器を使ってお水を計りましょう。
薄めの味付けのこと・食べきれる量を作る必要性について、動画内で説明がありますので、ぜひ聞いてください。
食べてみましょう
お鍋から取り出すときも、袋の口を切るときも、熱いので火傷に注意してください。
ビニール袋のまま器に入れて食べることで、器が汚れず、水を使って洗う必要がないので水を節約できます。
災害時に水は本当に貴重ですので、お鍋のお湯は次の調理にも使用しましょう。
ゴミは最小限にしましょう
食べ終わったら片付けをしましょう。
普段の生活で、私たちはたくさんのゴミを捨てています。
それらが町中にあふれかえっていないのは、ゴミ収集システムが正常に機能しているからです。
災害時にはゴミ収集システムは、機能しなくなります。
普段通りの生活をすると、あっという間にゴミだらけの部屋・家・町となってしまいます。
そうならないために、災害時のゴミは最小限にする必要があります。
災害時は食べ残し・飲み残しをしないように気をつけましょう。
防災用にカップ麺を備蓄されている方も多いと思いますが、カップ麺のスープは飲み切れる量を作りましょう。
動画内で飲み切れる量の作り方解説があるので、ぜひやってみてください。やり方はとても簡単です。
おまけ(おにぎりの作り方)
実は、今回小腹がすいた時のおにぎりのために、最初に普通のお米も一緒に調理していました。
パッククッキングは一度にたくさん調理できるのがメリットです。
一緒に作っておいて、時間差で食べることができるのは良いですね。
お腹がすいたときに、調理しないで食べられるのはうれしい。
おにぎりも簡単に作れますので、動画を見ながらぜひ一緒に作ってみてくださいね。
経験のあるなしが大きな差になります
今回は、災害時にも役立つビニール袋を使ったパッククッキングのやり方、を紹介する動画でした。
とても簡単にできますが、被災して初めて作るのと、通常時に作った経験があるのとでは大きな違いがあります。
被災して心に余裕がなくなってしまっている時に、新しいことを始めるのは、ちょっとハードルが高いですよね。
とても簡単にできることだからこそ、何でもない日に練習してみてください
防災に備えておくことも大切ですが、家の中を安全にしておくことも大切です。
山本さんのチャンネル「元役員秘書が伝える片付け」では、防災だけでなく、家の片付けに関する動画もたくさん公開されています。
チャンネル登録して、ぜひいろいろな動画を見てみてくださいね。