ハンドメイド作家さんにはおなじみ、ハンドメイド作品がたくさん集うマーケットminneから作家さんの支援を行なうminne LAB(ミンネラボ)という取り組みがあるのをご存じですか?
minneでは作り手と一緒にものづくり活動の可能性を広げる支援も行なっています。
今回はminne LAB(登録者数1.57万人)が動画で、写真撮影のノウハウをご紹介しています。
国内最大のハンドメイドマーケットminneでは現在74万人を超える作家による1310万点以上もの作品が販売されています。
そんなたくさんのハンドメイド作品を取り扱うminneが作家さんに向けた配信をしてくれているなんて心強いですよね。
今回は作品の背景に焦点を当てて解説されています。
少しだけ色を取り入れる
ハンドメイド作家さんはネットショップでの販売やSNSなどで、自分の作品の写真を撮る機会も多いのではないでしょうか?
手持ちのスマートフォンを使ってなるべく日当たりのいい場所で撮影して・・・と取り組んではみるもののなかなかしっくりくる写真が撮れないというお悩みを持つハンドメイド作家さんも多いようです。
真っ白な無地の背景で撮影すると作品自体がハッキリと鮮明に映ります。これもとても素敵ですが少し気分転換に色を使うことに挑戦してみてはいかがでしょうか?
皆さんも色々なデザインや色のお洋服を身にまとうと思いますが、着用する色でイメージや雰囲気がガラッと変わったなんて経験があるのではないでしょうか。
写真撮影も同じで撮る対象物は同じでも、合わせる色が変わると雰囲気や世界観を変えることが出来ます。背景紙でのトライなら撮影小物を揃えたり配置するよりも簡単でお手軽に挑戦できますよ。
minne LABでは悩める作家さんたちのために自宅で手軽にできる背景紙を使った撮影のコツを配信しています。
用意するもの

《準備するもの》
- 好きな色の画用紙
《あるといいもの》
- レフ板
- マスキングテープ
- 三脚スタンド
画用紙は色々なカラーが入った画用紙ノートがあると、撮りながら試すことが出来るので便利です。
動画では50色入りの画用紙を使用しています。作品の色やデザインに応じて対応出来るので始めは多色入ったものの方が安心かもしれませんね。
自分の作品のサイズに合わせたサイズを用意しましょう。
100円ショップや文具ショップなどに豊富にあるのでぜひ探してみてください。反射しないようになるべくマットなものがおススメです。
実際に作品と色を合わせてみよう

たくさんの色をぱらぱらとめくって比べていくと、温かみのある和を感じる色やすっきりと洗練された色などそれぞれの色がもたらすイメージがあることが分かります。
ご自身の好きな色や自分の作品を購入してくださるお客様のイメージなど、色々なバリエーションで試してみると楽しく撮影ができますね。
動画内ではさまざまなカラーの画用紙を眺められるので、自分のイメージの色をぼんやり考えながら見るのもおススメです。

同じ作品を撮影するにも背景の色が異なるだけで雰囲気が大きく変化しています。
モノトーンカラーの背景紙を使った写真と、優しいピンクやブルーの背景紙を用いた場合では同じ作品を撮影していても受ける印象が異なります。
写真撮影には正解不正解はないので自分が好きと思える配色を楽しんで試してみましょう。
また同じ背景紙でも光の当たり方で色の強弱が変化するので、今回あるといいものとして挙げられていたレフ板も合わせて使用されるのをおすすめします。
レフ板も使用することで作品に光が均一に当たり、細かい部分までくっきりと撮影することが可能です。
また手振れを防止し、真上から歪みのない写真を撮るために三脚スタンドを使用することをminne LABでは推奨されています。
その際に作品を置く場所の目印としてマスキングテープを使用します。置き場所が決まっていると別の作品を同じ条件で撮影することが出来るため、より統一感のあるギャラリーに仕上がります。
レフ板やマスキングテープを使用しての撮影方法も別のminne LAB撮影ノウハウ配信でご紹介されているので気になる方はそちらもご覧ください。
どれも100円ショップなどで安価にそろえることが出来るアイテムですのでぜひ合わせて挑戦してみてくださいね。
minne LABの撮影ノウハウ動画では音声も字幕もないのでその分目で見てわかりやすい動画になっており、日本語が分からない方やお子さまにも理解しやすくポイントが抑えられています。
ネットでの販売は実際に手に取ることが出来ない分、写真は特に重要です。
作品の詳細や雰囲気が手に取るようにわかることでお客様も安心して商品を購入できますので、ぜひ色々な背景紙を使用した写真撮影を取り入れてみてはいかがでしょうか?