保険証やお薬手帳など一まとめになるものがない。そこで「ないなら作っちゃおう」ということで、LUU(登録者数/9.25万人)が手帳もプリントもみんな入る便利な保険証ケースを作っちゃいました。
病院で貰う予約表やお薬手帳、母子手帳(小)各受給者証も入るケースがない。
ソフトタイプのカードケース、病院で貰うA4の予約や検査結果の紙も入らない。
「何とか入れたい」と考えだしたのが、今回の保険証ケースです。
手帳もカードもプリントもなんでも一まとめにしたいと考えました。
そして、実際のお薬手帳より一回り大きいサイズの型紙を作ったのです。
裏地は、ラミネート生地が滑りが良いのでおすすめだそうです。
「ナイロンオックス」という生地で、シルクのような肌ざわりみたいです。
なめらかな感じは、動画で見るとよく分かりますので見てみてください。
一度こちらをご覧になってみてください → この中から素敵に手芸を楽しむコツやデザインのアイデアがたくさん見つかると思います。
保険証ケースの型紙を作った
画像にあるのが保険証ケースの型紙です。
- 縦16.5cm
- 横9㎝×11.2cm(9㎝の部分はケースの表の表紙と裏表紙を挟み込む部分)
- 左右の黒い点(ケースを閉じたときに留める留め具を付ける位置)
型紙は全部広げた状態で、ケースのカバーになる生地をカットします。
そして保険証の表の表紙と裏表紙を挟み込む部分の、角をカットします。
画像を見て分かりますか?
黒い点が付いた折り目の上下にある線に切込みを入れるのです。
型紙に印をつける
型紙どおりにカバーになる部分を切ったら、今度は型紙を両方の表紙を挟む部分もたたみます。
そして4つにたたんだら画像のように、実際の保険証の大きさに合わせて型紙に印をつけます。
印をつけたところをハサミで一定間隔をあけてカットしていきます。
あとで裏地に切込みを入れたところから印を付けていきます。
この部分は、動画で見ると分かりやすいですよ。
裏地はナイロンオックス
両方の表紙をたたんだ状態の型紙に合わせて、裏地をカットします。
保険証自体は開いた状態の型紙通りに裏地をカットするのです。
さきほど切った真ん中、一定間隔で切ったところに型紙の上から裏地に印を付けます。
切ったら裏地を開いた状態の下から半分に折って、印を付けた部分だけ切っておきます。
もう1枚幅6㎝くらいの裏地を切ります。
これはケースの真ん中の部分、ケースを閉じたり開いたりしたときの中心部分の芯になる部分です。
これも動画で見ると、具体的にどの部分かが分かります。
裏地サイズの芯
裏地で保険証の開いたときの真ん中の部分になるところに、合皮の芯をつけます。
合皮で厚みがありしっかりしてるので、何度も開け閉めする中心部分にピッタリな素材です。
この合皮を裏生地と合わせてミシンで縫うのです。
これも説明するより動画見た方が早いです。
- 計画的に作りましょう
こういったものを用意するには、どんな保険証ケースを作るか予め決めておく必要があります。
ただ、手帳やカード全部入れたいだけでは材料も集まらないものなので、こんな感じのケースを作りたいというふうに決めましょう。
そうするとLUUさんみたいに、型紙作りから始めることができるのですね。
動画を参考に自分好みのケースを作ってみてください。
いよいよミシンで縫っていきます
さきほど切込みを入れた裏生地と、幅6㎝に切った裏生地をミシンで切込みの周りを縫います。
切った後も芯の真ん中部分をハサミで切込みを入れます。
縫った芯の部分の幅6㎝の裏生地は、切込みに通して裏側に折ってその部分をまた縫っていくのです。
カットしたところに6㎝の裏生地を入れ込んでしまうのですね。
そして、丁度ボックスティッシュの真ん中みたいに穴が空いたようにするのです。
これも動画ならよく分かりますよ。
保険証のカバーになる部分を縫います
いよいよ保険証のカバーになる部分の生地の端っこにステッチを入れていきます。
さきほどの合皮でできた保険証の芯になる部分を、表の生地の上に重ねて端を仮止め程度に縫います。
そしたらカバーになる部分を表にして、周りをミシンで縫っていきます。
合皮には既に裏生地も一緒に縫い付けてあるので、生地だけのときよりしっかりしていて縫いやすいです。
LUUさんの手際がいいので、動画を見るときはスローにしながら見るともっと分かりやすいと思いますよ。
ケースの留め具つけ
仮止めした状態で生地を表にして、ケースを閉じたときに留める留め具を付ける作業に入ります。
留め具をつけたら保険証の両方の表紙を挟む部分の、生地の端を仮止め程度に縫います。
そこに最初に縫っておいた裏生地を重ねて縫い、縫ったら裏返してやっとカバーらしい姿になってきました。
裏返すと、生地はどうしても四隅の部分が中に入り込んだままになってしまいます。
入り込んだ四隅の部分は、「リッパー」のようなものでつつきながら表に引き出していきます。
動画でもやっていますので、やり方を見てみてくださいね。
カードケースを入れたら完成
カードケースを切込みを入れたところから両方の表紙を差し込んで、中央部分をミシンで縫います。A4サイズの紙も四つ折りにしたら、カバーの表紙の裏ポケットにすっぽり入ります。
まるで最初からこのカードケース専用のカバーだったかのような出来栄えです。
合皮の裏生地が入っているので、カバー自体がとてもしっかりしていて持ちやすそうに見えます。
動画で見てみてください。
手際がよくて見惚れますーまとめー
今回のLUUさんの動画は、ホントに「職人さん?」と思えるほど、すごく手際が良いんです。
使っているミシンも、裁縫工場などで使っているような業務用ミシンみたいです。
動画見て確認してみてください。
今回作ったカードケースは、保険証専用ケースにしなくても良いそうです。
ただこれを作って販売したところ、通院用にとても便利だと好評だったみたいですね。
LUUさんの動画は他にも、エコバッグ・ポーチ・マスクなどたくさんの作品があるので、そちらも併せてご覧くださいね。
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