レザークラフトや物作りの楽しさをYouTubeで発信している Atelier Ne/traport(アトリエ ネトラポート)さんのネトラポートch(チャンネル登録者数3.29万人)でマチ付き名刺入れの作り方が紹介されています。
レザークラフト初心者にはマチ付きの小物ってけっこうハードルが高い印象があるのですが、この動画では細かなポイントまで丁寧に解説してくれていますので、きっとお役にたてると思います。
では、この動画の見どころを紹介していきますね。
1.製作する作品の紹介
オープニングの映像では今回製作する作品の紹介をしています。
手縫いの革の名刺入れってかっこいいですよね。
手で持って見せているので全体の大きさやマチの幅などが見た目でよくわかり、完成形がイメージし易くなっています。
個人的には前ポケットの部分が曲線になっている部分が一番のお気に入りです。

2.型紙が添付されていて便利
ネトラポートchでは、その動画ごとに使用する型紙が全て添付されています。
型紙の作り方も別の動画でアップされていますので併せて見るのがおすすめです。
復習の為にもう一回とか色違いでもうひとつなど、ハンドメイド活動において繰り返し製作するケースはとても多いと思います。
型紙は一度作っておけば2個目以降を作るのに再利用できるので、丁寧に作っておきたいですね。

3.製作過程の基本作業は基礎動画もチェック
レザークラフトは切り出したパーツひとつひとつに細かな処置がたくさん必要です。
この作業を丁寧に行う事で仕上りに違いが出てくるので、手を抜かずにしっかりと習得したいですよね。
この作品の製作過程である「切り出し」「貼り合わせ」「重ねて穴あけ」「重ね縫い」などに関連する基本作業が基礎動画としてアップされていますので、そちらも是非チェックしてみて下さい。

4.ポイントとなる部分は時間をかけて丁寧に解説
製作過程においてポイントとなる部分は時間をかけて丁寧に解説しています。
重ねて菱目打ちする場面ではひとつめの位置を丁寧に説明しているので、初心者でもポイントを押さえて作ればきっと上手くいきます。
何度も繰り返し見て実行してみる事が上達の近道ですよ。

5.最大の難関、マチの菱目打ち
さて、この作品の最大の難関であるマチの菱目打ち工程の解説です。
この部分、実際にレザークラフト経験がある私でも正直上手くいく自身はありません。
穴あけする位置がズレないように抑えながら重ねた革の垂直方向に菱目をしっかり押し付けるのは、初心者にはけっこう難しいのではないでしょうか。
下のすき間に埋める物を敷き、重ねた革をゴム台に押し付けながら垂直に菱目を打つ方法が丁寧に解説されています。
抑える手や指の形がとても参考になりますので、繰り返し確認する事をおすすめします。

6.作業も終盤、仕上げのヘリ落とし
作業も終盤となり完成形が見えてきました。
ハンドメイドにおいて完成形が見えてくるこのあたりから気持ちも上がってきますよね。
動画ではヘリ落としの範囲やサイズ、革が重なっている部分の処置方法や注意点などを細かく解説していますので、参考にしながら気を抜かずに最後まで丁寧に仕上げてみて下さいね。

7.マチ付き名刺入れの完成です
ヘリ落としが終わったらコバを磨いて完成です。
動画ではコバの磨きも丁寧に2回半やることをすすめています。
コバがピカピカに磨かれていると見た目がとても良くなりますし丁寧に仕上げている感が凄く伝わると思います。
せっかくのハンドメイド作品なので丁寧な仕上げを心掛けて作りましょう。

いかがだったでしょうか。
この動画は全体で40分近くあるので解説動画としては少し長い感じもありますが、作業のひとつひとつを丁寧に解説してくれているのでこのくらいの長さは必要かなと思います。
基本作業の部分では画面に右上に関連動画が表示されるのもとても嬉しいですね。
作品製作の一連の流れから、基本作業の振り返りもできるように配慮されています。
このチャンネルには他にもたくさんの作品製作解説動画がありますので、是非 Atelier Ne/traport (アトリエ ネトラポート)さんのネトラポートch(チャンネル登録者数3.29万人) を見てレザークラフトに挑戦してみて下さいね。
(スポンサーリンク)本記事内の画像は【パンダホール】へリンクされています。