【ファスナーの長さ調整】作品の幅が広がる基本のテクニック

動画のサムネイル画像。
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平安きりん

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「ネトラポートch」(登録者数3.32万人)よりご紹介します。

川越市で革教室の運営をしているアトリエネトラポートさんの「ネトラポートch」から、ファスナー調整の仕方を紹介します。

ファスナーの長さ調整ができるようになると、財布やペンケースなどにも応用できるので、色んな作品を作れるようになります。

ステップアップして、作品の幅を広げたいという方にオススメの動画です。

平安きりん

ファスナーの長さ調整は、レザークラフトだけでなく、布小物や洋服をハンドメイドする時にも応用できるテクニック。

ハンドメイド作家さんも必見です。

道具と材料の準備

作業を始める前に、道具と材料の準備です。ファスナーは市販のものを使用します。
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レザークラフト初心者さんも、基本の工具である平ペンチやニッパーなどは持っていると思います。

ファスナーの長さ調整では、基本の工具にプラスして、日本の伝統工具である“くい切り”という珍しい工具を使います。

くい切りの特徴

刃が垂直に向いているのが特徴で、ファスナーなどに平らについている金具をカットする作業に向いています。

ファスナーの種類について

ファスナーの種類は、大きく分けて、金属ファスナー・樹脂ファスナー・ビスロンファスナーの3種類あります。

この動画では、金属ファスナーを使用しています。

平安きりん

どんなファスナーでも良いので、まずは、家にあるもので練習してみるのもよいですね。

務歯(むし)を外す

ファスナーの長さを調整していきます。
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道具と材料の準備ができたら、次は務歯(むし)を外していきます。

平安きりん

務歯(むし)とは、ファスナーのギザギザしているかみ合わせの部分です。

務歯(むし)の外し方
  1. 調整する長さを決める~大きな留め具を起点に決める。
  2. ファスナーの裏側に印をつける~取り外したい務歯(むし)のすぐ横につける。
  3. ストッパーを外す~ストッパーは後でまた使用するので、わかるようにとっておく。
  4. 務歯(むし)を切り離して取っていく。

この動画は全編を通して、手元を撮影してくれているとても見やすいです。

さらに、務歯(むし)を切り離していく作業では、角度も変えて撮影しているので、初心者でもわかりやすい動画になっています。

平安きりん

務歯(むし)を切り離していく作業は、地道な作業ですが、コツさえつかめばスムーズに作業できるようになります。

何度も動画を見て、練習してみてくださいね。

ストッパーをつける

ムシを予定の位置まで外したら、パーツをとめていきます。
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平安きりん

最初に外したストッパーを、使用します。失くさないように、小さな容器に入れておくなど工夫をすると良いでしょう。

ポイント

務歯(むし)を外した長さが、左右同じになっているか再度チェックしましょう。

ストッパーをつけ終わったら、あとは仕上げです。

ファスナー位置の調整によって、あまってしまったテープの部分をカットしていきます。

仕上げ

ストッパーをつけたら、ファスナーをカットして仕上げをします。
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長さがあまったテープをカットして、ほつれないようにライターで焼き留めします。

ポイント

ライターで少しあぶることで、ほつれにくくなり、キレイに仕上がります。

焦げてしまわないように、あぶりすぎないことがポイントです。

ファスナーのテープは、ファスナー専用にポリエステルで作られているものが多いですが、綿の場合もあります。

焼き留めする場合は、素材を確かめてから作業しましょう。

スキルアップして作品の幅を広げる

ファスナーの長さ調整が、自分でできるなんて驚きです。

地道な作業ですが、しっかり練習して、ハンドメイド作家としてのスキルアップをはかりましょう。

平安きりん

アトリエネトラポートさんのオンラインショップやインスタグラムでは、オシャレな作品を紹介してくれているので、チェックしてくださいね。

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ファスナーの長さ調整を自分でしてみたいと思った方は、是非、「ネトラポートch」の動画をご覧ください。