「縫製ばぁ【縫製バラエティ】」(登録者数4.76万人)よりご紹介します。
チャンネル名である「縫製ばぁ」とは岡山弁で「縫製ばっかり」の意味なんだそうです。
実はこのチャンネル、メンバーの皆さんはジーンズの町として有名な岡山県倉敷市で縫製の仕事に携わっているプロばかりです。
縫製に携わるプロたちが縫製やミシンのあれこれについて教えてくれます。
今回の動画を投稿してくれた太郎さんはGジャンが好きすぎて倉敷にたどり着いた面白い経歴をお持ちです。
今回の動画で太郎さんが取り扱った素材はダブルガーゼ。
デニムとはずいぶんかけ離れた素材に切り込んできました。
ダブルガーゼってふわふわしていて気持ちよいのですが、本当に縫いにくいですよね。
そんなダブルガーゼを上手に縫うために、縫製のプロならではのコツを伝授していただきましょう。
ダブルガーゼを攻略
ダブルガーゼは肌触りがよく柔らかいため、マスクやベビー肌着などに重宝される素材です。
マスクが品薄の時には手作りマスクを作る人が急増し、ダブルガーゼの生地までもが一時期店頭から消えてしまいました。
ハンドメイド好きな皆さんの中には、オリジナルマスク作りにチャレンジした方も多かったのではないでしょうか。
ミシンをかけるときにどうしても生地がくしゃくしゃとよれてしまいます。
手作りマスクを作るならダブルガーゼが一押しなのですが、その柔らかさが縫うときには難点になってしまいます。
太郎さんもSNS上で「ダブルガーゼが縫いにくい」との意見を多く目にし、何か縫いやすい方法を提案できないかと考えたそうです。
その対策として太郎さんが紹介してくれたのは、なんとペーパーやすり。
木工で利用するあの紙やすりです。思いもよらぬ利用方法ですが、なるほどきれいにダブルガーゼを縫い上げていきます。
どうやって使うのかは、ぜひ動画で確認を。そんな使い方があったのかと驚かされますよ。
目の粗い紙やすりを使うと生地を傷めるので、目の細かいペーパーやすりを選びたいですね。
ミシンを使いこなす
ミシンには生地の厚さや伸縮度によって、設定を変えたほうが良い場合が多くあります。
でも何をどう変更したらよいかもわからないです。
太郎さんが丁寧にアドバイスしてくれていますので、ミシンの設定を触ったことがない方は必見ですよ。
動画内では工業用ミシンでのレクチャーとなります。
職業用ミシンでも家庭用ミシンでも、応用できる知識はたくさんありそうです。
ミシン調整のポイント
- 糸の太さはあまり太すぎないものを使用する
- 糸のテンションは緩めに設定する
- 針の太さは細めの針を使用する
- 針板の穴の大きさは針の太さに合わせる
- 布押さえの圧力は緩めにしておく
- 送り歯の手前を少し高くしてやるとベター
プロの人たちは、こんなに多くのポイントで調整するんですね。針板とか送り歯など、知らなかったことも多く学べました。
太郎さんが一つ一つのパーツをしっかり動画で解説してくれていますので、この機会にミシンについて学んでみましょう。
コツを学んでスキルアップ
少しのコツを身につけることで、苦手なダブルガーゼもミシンでも上手に縫えることがお分かりいただけたかと思います。
ほかにも 縫製ばぁ【縫製バラエティ】の動画ではプロならではの切り口で、縫製やミシンについての様々な知識を学ぶことができます。
次にダブルガーゼを縫うときは、きっと今まで以上にきれいな仕上がりになりますね。
メンバーがそれぞれにご自身の仕事をとても好きなことが伝わる動画ばかりです。
アパレルや縫製のプロを目指す人にも、洋裁の技術を学びたい人にも、そしてジーンズ好きの人にもおすすめのチャンネルです。
ぜひ一度ご覧になってください。
(スポンサーリンク)本記事内の画像はAmazonへリンクされています。当メディアはAmazonアソシエイトとして適格販売により収入を得ています。