「1996 すべて手縫いの革作家」(登録者数3,760人)よりご紹介します。
今回は、数々のお洒落なデザインのレザークラフトの中から、手帳型iPhoneケースの作り方をご紹介しますよ。
一見ハードルが高そうな「レザークラフト」ですが、意外と誰でも簡単に始められます。
材料を準備する
はじめに、必要な材料を確認していきます。
準備するメインの材料はこちらの3点です。
- イタリアンレザープエブロベリー#Rosa 1.5mm厚のヌメ革
- マグネットボタン14mm アンティークゴールド色
- iPhone8.SE用クリアケース
どこで購入できるの?
ここで紹介する材料は、どれもネットで取り寄せが可能です。
レザークラフトは誰でも簡単に始められることが伺えますね。
材料にする革の種類は人によって好みが違うので、自分に合った革を見つけることもレザークラフトの楽しさだと言えます。
パーツをカットしていく
はじめに、iPhoneケースを構成する各パーツを切り取っていきましょう。
必要なパーツは以下の4つになります。
作りたい形の型紙を準備しておくと作りやすいですよ。
- ケース本体部分
- 内側ポケット
- ベルト
- マグネットを留める裏側
パーツを作る手順を軽く説明すると、はじめに型紙を当ててカット線をつけます。
カット線をつけたら、まずは切りやすいサイズに切っていきましょう。
切りやすいサイズにカットしたら、正確なサイズになるように整えていきます。
上記の画像は、ここまでの作業が終了している画像です。
後は、角をカットして“R”を作れば、パーツ作りは終了です。
各パーツのサイズなどの詳しい情報は、動画内で実際の作業風景と共に解説されています。
カットした断面を整えていく
次は、カットした断面を整える作業になります。
作業手順は以下の通りです。
- トコフィニッシュを塗布して断面を整える
- ヘリ磨きで断面を磨く
- 菱し目打ちを使って打刻していく
上記の画像は、ここまでの作業が終了している様子です。
レザーをカットした断面は、クラフト用語で「コバ」と呼ばれています。
コバを整える作業は品質に大きな差が出るので、丁寧におこないましょう。
パーツを繋ぎ合わせるために必要な穴を作っていく作業「菱し目打ち」も、とても重要です。
作業の風景と各ポイントは、実際に動画を見て確認してみましょう。
金具を取り付けていく
次に、各パーツを組み合わせていく縫製作業に移っていきましょう。
縫製に必要なロウビキ糸の長さは、本体の全周の約4.5倍程使用しています。
作業手順は以下の通りです。
- 受ける側のマグネットボタンを本体に縫製する
- 内側ポケットと本体部分を縫製する
- ベルトを縫製する
- ベルト裏面にマグネットボタンを縫製する
詳しくは、動画でご確認くださいね。
完成まであと少しです
最後に、カメラ開口部分をカットしていきます。
カットしたコバは、忘れずに整えましょう。
- カメラ開口をカットする
- カットした断面を整える
後は、クリアケースを取り付ければ手帳型iPhoneケースは完成です。
こちらの動画では、作り始めから完成までの細かい作業が公開されています。
レザークラフトを始めたいけれど、何からチャレンジしよう?
このように悩んでいる方は、是非この動画を見ながら「手帳型iPhoneケース作り」にチャレンジしてみて下さい。
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