ハンドメイド作家さんにはおなじみ、ハンドメイド作品がたくさん集うマーケットminneから作家さんの支援を行なうminne LAB(ミンネラボ)という取り組みがあるのをご存じですか?
minneでは作り手と一緒にものづくり活動の可能性を広げる支援も行なっています。
今回はminne LAB(登録者数1.57万人)が動画で、ある作家さんのお悩みを解決しています。
国内最大のハンドメイドマーケットminneでは現在74万人を超える作家による1310万点以上もの作品が販売されています。
そんなたくさんのハンドメイド作品を取り扱うminneが作家さんに向けた配信をしてくれているなんて心強いですよね。
作家さんのお悩み相談を受けてくださるのは作家活動アドバイザーの和田まおさん。
これまでに何千人もの作家さんと接触してきた中での経験から、とてもやさしく丁寧な口調で向き合ってくださいます。
受注制作の限界。でも販売は止めたくない。

今回のお悩み相談は手編み雑貨を制作しているハンドメイド作家さん。
6年間の作家活動の中でご注文数も多くいただくようになりました。しかしオーダーが重なると納期が溢れてしまい、こなしきれない数にヒヤッとすることもあるのだそう。
根性論ではなく、今後の販売のヒントを教えてほしい!というご相談です。
商品を制作するのにカテゴリによって必要な日数は異なりますが、どれもハンドメイドである以上一定の制作時間はかかってしまうはず。
オーダーをいただけるのは嬉しいけれどこのままではパンクしてしまうかも・・・。受注をいただけるありがたさと一人で回せる仕事量の中で葛藤が生まれる作家さんも多いのではないでしょうか?
今後の活動の在り方やステップについて和田さんが分かりやすく解説されています。
自分のこなせる上限の数が見えてきたということ

たくさんのオーダーをいただいたことにより、自分が一ヶ月でこなせる仕事量の限界が見えてきたということは今の価格での月間売り上げの上限も見えてきたということ。
理想的なペースで今後も注文が入ったとして、手元に残る資金に満足できるかを今一度考えてみてほしいと和田さんは解説されています。
自分の人件費や利益など計算したうえでちゃんと満足できる運転資金が確保されているかどうか、作家活動を続けていくうえでとても大事なことですね。
そのうえで受注を締めきったり納期を伸ばすのか、もしくは価格を見直すのか。ここが一つのポイントとなるようです。
作家活動をスタートした時の販売価格のまま、なんとなく続けている方がいらっしゃったら一度見直すタイミングが来ているのかもしれませんね。
販売価格の設定は悩む方も多いよう。
自分のショップだったらどうしたらいいのか、動画ではいくつかの選択肢をあげて具体的なお話も踏まえて解説してくださっています。
在庫品とオーダー品を並行販売する

なるべくカートを締めずに販売を続けていく場合、オーダーが重なった時にも対応できるようにショップギャラリー内で価格の松竹梅で分けた作品を並行して用意することがおススメだそうです。
受注を期限で区切ってカートを締めている間にも、ギャラリーが稼働するようなサイクルを作ると完全にストップすることもないので気持ちとしても安心ですね。
ではそもそも価格の松竹梅とはなんでしょう?
実際どのような基準で仕分けるのか、具体的な例を挙げて動画内では解説してくださっています。
それぞれのランクの商品販売への取り組み方のステップも参考になりますのでご覧ください。
自分は何を大事にするのか

最終的には自分がハンドメイド作品の販売において何を大事にするのか、そのためには何を選択するのかがポイントになってくるようです。
価格設定で満足できているのか、お客様には受注でどこまでお待たせ出来るのか。
そのためにはお客様との日頃のコミュニケーションや運営の中でのやり取りも大事になってくると和田さんはお話しされています。
お客様からの注文が入ったときあなたは嬉しいと思いますか?それとも困ってしまいますか?
この言葉にハッとした方は動画にて、価格設定について今一度検討する時期が来ているのかもしれません。
作家活動でふと立ち止まったときに、ぜひ参考になさってみてくださいね。
今回の動画の他にもminne LABではテーマ別に大変多くの動画を配信されておりますのでぜひお悩み別にご覧いただくのもおススメです。
minneの作家活動アドバイザー和田まおさんによる著書「minneが教える 売れるきほん帖」は、全国の書店やamazon等のオンライン書店でご購入いただけます。
現在すでに重版6冊目の大人気セラー!電子書籍もあるそうです。
Instagram、Twitter、noteなど各SNSでも発信されておりますので、ぜひ気になる方は合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。