「縫製ばぁ【縫製バラエティ】」(登録者数4.76万人)よりご紹介します。
ミシンを使っていて、縫い目がおかしいなと感じたことはありませんか。ひょっとするとそれは、糸調子が悪いからかもしれません。
今回ご紹介する動画では、縫製業を営むプロが糸調子のあれこれについて解説してくれています。
縫い目が変だと感じた時にはミシンが故障したと思わないで、まずは動画を見てみましょう。
糸調子を保つための大原則を公開

日々ミシンを扱っていらっしゃる場合には今さらですが、ミシンという機械は、上糸と下糸で以って布を縫っていくものです。
上下の糸の引き合うバランスが整っていることが美しい縫い目となる基本であり、そのバランスのことを「糸調子」と呼びます。

縫い物を楽にするはずのミシンで糸調子に不具合が生じると、想像以上にストレスを感じますよね。
では、糸調子を悪くしないために必要なこととは、一体何でしょう。動画ではその大原則について、まず冒頭で紹介していますよ。
縫い目がキレイじゃないなと悩んでいる場合には、そこで既に答えを見つけられるかもしれませんね。
その大原則については、是非とも動画の中で確認していただきたいと思います。
まずは糸調子の原則についてしっかりと理解しておくと、続く動画の内容も頭に入りやすいでしょう。
糸調子が悪いパターンについて解説

動画投稿者は、縫製業を営む加藤さんという男性です。
ハンドメイドを本職としているプロが、悪い糸調子のパターンについて動画で解説してくれるのは大きな魅力ですね。
加藤さん曰く、糸調子が悪い状態には、大きく分けて二つあるようですよ。

どういう状況を糸調子が悪いというのか、図を描いて解説してくれています。図解があると、非常に分かりやすいですね。
挙げられる二つのパターンを確認し、自分の場合がどちらなのかを知っておくといいでしょう。
そうすることで、改善のための対処も行いやすくなります。
何だか縫い目の調子が悪いなと思っていたなら、動画を参考にパターンを分析してみましょう。
不具合の改善方法も提案

動画では悪い糸調子のパターンを紹介した上で、どんな原因があってそうなるのかについても併せて解説されます。
そしてそれを踏まえて、改善方法も提案してくれるのが親切ですね。
糸調子が悪くなる要因には、様々あるようです。なので、動画で提案されたことが必ずしも解決法になるとはいえないそうです。
それはそれとしても、提案される対処法は、試して然るべきだと思いますよ。
ミシンを修理するしかないと考えていたならなおさら、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
糸調子が悪くなる原因やその改善方法を詳しく知りたいあなたは、動画を見ないわけにはいきませんね。
「相棒」と末永く付き合うために
以前と比べて、ミシンはかなり購入しやすい価格になってきたように思います。
それでも、ちょっとの不具合で買い替えられるほど、安い品物ではないでしょう。
何より、ミシンはいうなれば、ハンドメイドを支えてくれた大切な「相棒」です。そう易々とは、手放せませんよね。

糸調子が悪く買い替えを検討していましたが、動画を見てよかったです。

ミシンへの愛情を感じる動画でした。
長く使っているミシンはクセも分かってくるでしょうし、愛着だって湧くはずです。
糸調子の悪さに悩んで新しいものを…となる前に、まずは動画で解決策を探るといいでしょう。
今回の記事を読んで、今一度ミシンと向き合う気持ちになったあなたは是非、ご紹介した動画を参考にしてくださいね。
バランスが崩れると糸が絡まったり、縫い目がいびつになってしまいます。これを、「糸調子が悪い」などと表現しています。