「カミヤ先生のDIY!家具教室」(登録者数12.4万人)よりご紹介します。
カミヤ木工のDIY家具教室では、初心者向けに様々なおすすめ工具を紹介しています。
今回紹介するのは、ダボ切り・埋め木用にスライドさせながら切断する「アサリのないノコギリ」についてです。
普通ノコギリとの違いやアサリのないノコギリの必要性、使い方までを紹介していきたいと思います。詳しくは動画をご覧ください。
ノコギリの種類
ノコギリは木材を切断する工具ですが、ノコギリとひと口にいっても、いろいろな種類があります。
- 金属用の金のこ
- 両刃ノコギリ
- 細かな細工加工ができる胴突きノコギリ
- アサリのないノコギリ
- 糸ノコギリ
金属用の金のこ 金属・プラスチック・カーボンなどを切断できるパワフルなノコギリ。
両刃ノコギリよく見かけるノコギリがこちら。両側で刃の大きさが違う。
胴付きノコギリ 片側の刃渡りにアサリの少ない歯が付いていて、切断面がきれいに仕上がる。
アサリのないノコギリ 刃先にアサリが付いていないノコギリ。通称・埋め木ノコギリ。
糸ノコギリ 曲線や細かく切断したい時に使う。繊細なデザインなどに最適。
このように様々なノコギリがあり、木材に合わせたり、切断方法によって種類を変えて使います。
では、アサリのないノコギリは、どのような時に使うのでしょうか?
アサリなしノコギリとは
今回、おすすめするアサリのないノコギリは、主に埋め木処理をするときに必要になります。
普通のノコギリとの大きな違いは、切断面がきれいなこと。
まずは、アサリとは何か、アサリがあるノコギリとないノコギリの違いについて説明します。
厚みのある木材を切断するときは、摩擦抵抗の大きいアサリのあるノコギリがおすすめです。
普通のノコギリと刃先が違う構造になっていて、アサリのないノコギリで切断すると切断面に傷がつかずにきれいに仕上がります。
アサリがあると素早く板を切ることができます。アサリがあるなしでは、切断面が違ってくることがわかりました。
では、どのようなときに使うのでしょうか。
例えば、切断面が表に出てしまう仕上げ部分で、アサリのないノコギリが非常に役立ちます。
カミヤさんのおすすめは、1000円程度で購入できる「Zライフソー クラフト145」です。
概要欄におすすめ商品が紹介されているので、気になる方は動画をチェックしてみてください。
アサリのないノコギリの使い方
動画では、アサリのないノコギリを利用する方法を「埋め木」で解説しています。
ビズ留めをした金具を表に見せないように、埋め木で表面を覆う方法。
写真のように穴の部分に木を差し込んで、断面ぴったりに合わせて切断します。
こうすると見せたくない内側の金属を木材で埋め、表面から見えないようにきれいに仕上げることができます。
アサリのないノコギリを使うと断面もきれいで、押えながら横にスライドするように切断できるというわけです。
切れ味や使いやすさは?
打ちっ放しの釘がわからないように埋め木で補正するとこのような仕上がりになります。
ノコギリをスライドさせると板に傷が入ってしまいますが、おすすめ品のアサリのないノコギリは傷が入りません。
画像のように断面がツライチに仕上がるので、家具などを製作するときに必要な工具。
埋め木で金具を隠すなんて、ていねいでまさにプロのテクニックって感じで勉強になります。
動画を見れば使い方もよくわかるので、埋め木の方法やアサリのないノコギリの使い方を知りたい人は必見です。
工具の説明や使い方がていねいなだけでなく、仕上がりまで見ることができるのでとても勉強になりますね。
ノコギリの関連動画もおすすめ
また、ノコギリの関連動画としてこちらもおすすめです。「ソーガイド」というノコギリセットを紹介している動画です。
騒音問題で丸ノコが使えない人、45度や垂直に切断したい時にガイドを使うときれいにカットすることができます。
ノコギリがうまく使えないという初心者や女性にもおすすめですよ。
アサリのないノコギリの使い方を埋め木を使って解説しつつ、いっしょに使う工具も合わせて紹介。
今回はアサリのないノコギリの作り方動画を紹介しました。
プロおすすめの工具を使うと、作業効率や仕上がりがうんと良くなりますよ。
ぜひ、動画をチェックしてみてください。
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