「かんたんぬいもの研究室【フェルケイト】」(登録者数1.26万人)よりご紹介します。
今回は、手縫いのお雛様の作り方動画のご紹介です。
フェルト小物が好きなハンドメイド作家さんにオススメの動画になっていますので、是非ご覧ください。
お雛様の歴史と意味
日本には古くから、厄や穢れを祓い、健康や成長を願う行事がありますが、ひなまつりもそのひとつです。
3月上旬に行われていた上巳の節句が、古くから親しまれていたひいな遊びと結びつき、ひなまつりになりました。
お雛様を作る①
縫う前の下準備をしていきます。
イメージ画を描く
お内裏様とお雛様のイメージ画を描きます。
これでなければという決まりはありません。
いまいち絵が描けないという方は、模写をしても良いかもしれませんね。
台紙を作る
描いた絵を、カットして、厚紙にうつして台紙を作っていきます。
完成した作品は、フォトフレームに貼って飾るので、薄めの厚紙が良いでしょう。
フォトフレームには貼らず、そのまま飾る場合などは、厚めの厚紙でも良いかもしれませんね。
パーツを作る
顔や十二単など、それぞれのパーツに合う色のフェルトを使いましょう。
パーツが小さいので、自然と作業も細かくなります。
これが正解ということはありませんので、トライ&エラーの精神で、取り組みましょう。
- 絵のサイズがそのまま作品のサイズになる。
- 大きく作りたい場合は、イメージ画を大きく描きましょう。
あまり細かいことにこだわりすぎないのも、上手く作るコツかもしれません。
自宅にあるフェルトのハギレで、お内裏様とお雛様以外にも、ぼんぼりなどを作って一緒に飾っても良いですね。
ぼんぼりとは、紙や絹で覆われた灯具のところのことですよ。
漢字では「雪洞」と書き、間接的なほんのりした灯りから、ぼんぼりと呼ばれるようになったそうです。
お雛様を作る②
ここではじめて、針と糸が登場します。
ししゅう糸で、十二単の襟の部分などの雰囲気を出しているアイディアはさすがだなあと思いました。
ほかにも、ししゅう糸で着物の模様を入れたり、台座の柄を表現したりしているので、参考にしたいですね。
十二単とは、平安後期に成立した公家女子の正装です。
仕上げをする
フォトフレームは、色々な種類があるので、自宅のインテリアに合わせて選ぶと良いでしょう。
飾りたいフレームを決めてから、お内裏様とお雛様の大きさを決めると良いかもしれませんね。
フェルトのかわいいお内裏様とお雛様の完成です。
心がこもった手縫いのお雛様
今回は、手縫いのお雛様の作り方動画をご紹介しました。
お雛様を飾るようになった歴史や意味を考えると、手作りする意欲もわいてきますね。
心のこもったハンドメイドのお雛様を飾って、楽しいひな祭りパーティーをしましょう。
手縫いのお雛様を作ってみたい方は、是非こちらの動画をチェックしてくださいね。
桃の節句とも言われるひなまつりですが、桃の木は邪気を祓うと考えられていたためそう呼ばれるようになったそうです。