日常的に外出時はマスクを付けるようになって長い時期を過ごしています。
そんな今の時期に子ども、特にまだ幼稚園入園前位のキッズたちの健康を守ってあげなくてはいけません。
今回はキッズ用立体マスクの作り方を動画にしてくださった素人ミシン部(登録者数/5950人)の動画を見ながら、大切な子どものマスクの作り方を見ていきましょう。
一時、品薄状態だったマスクも今ではいつでも購入できるようになりました。
しかし、品薄だった時期に「自分で作っちゃおう」と思い立ち、手作りマスクを作った人も多かったようです。
そんな中、キッズ用のマスクはなかなか作っている人は少なかったのではないでしょうか。
マスクが品薄状態だった時期に、素人ミシン部さんの動画を見たかったです。
というのも素人ミシン部さんのマスクの作り方はとても独特というか、簡単に作れるような工夫があります。
今回は、そんな素人ミシン部さんのキッズ用立体マスクの作り方を参考にしてくださいね。
キッズ用マスクの型紙55円

今回の動画で使われているキッズ用立体マスクの型紙は、なんと55円。
種類はたくさんあるそうですが、超お手頃価格なので練習も兼ねてたくさん作りたいところです。
型紙には、型紙と作り方を書いた紙が入っています。
立体型を手作りするのって、ちょっと難しそうな気もします。
ところが素人ミシン部さんは、動画の中であるコツを取り入れて簡単に作っています。
その簡単に作るコツとは、どのようなものでしょうか?
動画を見ていると、「あ、なるほど、そうやって作るのか」とちょっと嬉しくなりますよ。
是非、見てみてくださいね。
2枚作っていきます

今回の動画では、立体マスクを2枚作っています。
大きさは、24㎝×24㎝。
生地の上に型紙を置いて、その形に添って線を引いていく訳です。
ふつうは型紙をそのまま使って線を引くところを、素人ミシン部さんは敢えてクリアファイルで線を引いています。
そう、思いますよね?
実は素人ミシン部さんは、型紙の形通りにクリアファイルをカットしてそれを生地の上に置いて線を引いています。

その理由は?
その理由には、以下のような理由からではないかと推測されます。
- 見やすい
- 型紙では線が曲がりそう
型紙ではなく敢えてクリアファイルを使うところが、素人ミシン部さんの1つのコツだと思いました。
紙はどうしてもペラペラしているので、線を引くときに紙が寄れて線がズレたりしやすいと思います。
よく、型紙と生地を待ち針で止めたりする工夫もありますが、それもどうもやりにくそうです。
クリアファイルなら、紙よりしっかりしてるので線も引きやすいです。
皆さんも慣れないうちは使いやすいように、身近なものを活用して作ってみると良いですよ。
動画を見ながら、クリアファイルが良さそうか見てみてください。
「ここがポイント」先に縫う?

生地に線を引いたら、普通はここで線の形に添ってカットしていきます。
しかし、素人ミシン部さんはカットする前になんと早くも生地を縫い付けるというもの。
- 生地のズレをふせぐ
表生地と裏生地はそれぞれ半分に折って、片面に先ほどのクリアファイルで作った型紙を置いて線を引きます。
表生地と裏生地に線を引き終わったら、生地を開いたときに中央の立体になる部分を先に縫います。
開く前にここを先に縫っておくことで、生地がズレなくて良いのですね。
画像にもある通り、半分に折った生地の上と下に右と左の型を線で引きます。
やはり立体にする訳なので、ここに縫い目が入っていることがポイントです。
動画を見た方が細かなやり方が良く分かると思うので、見て一緒に作ってみてくださいね。
表生地と裏生地を中表に合わせる

表生地と裏生地を立体になるように中央に縫い目を入れたら、やっと裁断です。
動画の中で素人ミシン部さんは、ハサミで線を引いた1㎝くらい外側を切っています。
- 引いた線の上を切らないように注意
やってしまいがちなのが、引いた線の通りに切ってしまうこと。
まともに線を切ってしまうと、立体にならなくなります。
必ず線より1㎝外側を切るようにしてください。
動画ならそのやり方が分かりやすいので、見ながらやってみてくださいね。
カットが終わったら、表生地と裏生地をそれぞれ中表にします。
さきほどカットする前に縫っておいた立体になる部分を合わせます。
あとで裏返しにして表生地を出す訳なので、表生地と裏生地を合わせるときは本来裏になる部分を表にして合わせるのです。
この部分も動画で見た方が「あ、そういうこと」と分かると思いますよ。
いよいよゴムを挟んで完成

表生地と裏生地を中表にして合わせたら、2枚の生地をミシンで周りをグルっと縫っていきます。
周りを縫ったら最後にゴムを付ける訳ですが、その前にマスクを裏返しにして本来の表生地を出します。
つまり、縫い目が裏になるようにするのです。
それからゴム付けになります。
マスクの左右にゴムを縫い付ける訳ではなく、マスクの左右の生地を三つ折りにしてゴムを挟んで縫います。
- ゴムの結び目を隠すように挟む
ゴムの結び目が三つ折りにした生地の中にくるように挟んで、ミシンで縫っていきます。
使うミシンは『ロックミシン』や『ジグザグミシン』が良いそうです。
2歳半から使える可愛いマスク完成

両方のゴムを付け終えたら、立体マスクの完成です。
このときマスクの周りにきっちり折り目を付けたい場合は、アイロンで折り目を付けてもいいし、ステッチを付けるとしっかり折り目が付きます。
表生地や裏生地に使う布の種類についても、動画の中で説明されています。
裏生地はダブルガーゼを使うそうですが、柔らかいので縫いジワが付かないように縫うのは難しいと思います。
サラッとした材質の生地を選ぶと付けたときも、かゆくならなくて良いかも知れませんね。
動画の中で生地についてもお話しているので、見ながら聞くともっと分かりやすいですよ。
キッズ用立体マスクのまとめ
立体マスクは一見難しそうですが、マスクの中央部分がしっかり縫い目が付いていれば大丈夫です。
あとは、表生地と裏生地がズレないように立体の角の部分をしっかり合わせるのがポイント。
ゴムを付けるところなども、結構細かい作業になるので慣れない人は難しいかも知れませんね。
でも動画でも再生時間が8分程度なので、10分もあればできます。
生地はいらなくなった洋服の生地とか、タオル地を使うのも汗を吸ってくれるので良いですね。
是非、動画を見ながら一緒に作ってみてくださいね。
型紙があるのにクリアファイルを使うの?