「minne LAB(ミンネラボ) ハンドメイド作家・ブランドを応援するminne公式チャンネル」(登録者数2.72万人)よりご紹介します。
こちらのチャンネルでは、作家活動アドバイザーの和田まおさんが、作家さんのお悩み相談に回答してくれますよ。
今回は、作品のコンセプトについて考える内容なので、興味のある方はぜひ動画をご覧ください。
なぜコンセプトが大切なのか
今回は、羊毛フェルト雑貨を販売している作家さんからの下記の相談です。
悩み相談の内容
以前より「作品のコンセプトはないよりあるほうがいいだろう」という認識でしたが、特にしっかり決めることはありませんでした。
その後コンセプトを聞かれる機会があった際に、ありきたりな回答しかできずモヤモヤとした気持ちでいっぱいです。
売上がイマイチな原因は、もしかしてコンセプトをしっかり言葉にできていないからなのかと悩んでいます。
コンセプトが必要かどうか判断する
コンセプトを誰もが考えるべきというわけではなく、必要な人と必要ではない人がいるはずです。
コンセプトが必要かどうかの判断は、自分の今の状況と今後どうしていきたいかというところが関わってきます。
そこに関しての詳しい話は動画で解説されているので、ぜひご覧ください。
- 現時点での作品販売が軌道にのっていて、特に困ったことがないという方
- 今の売上で十分満足しており、この先も大きく伸ばすつもりはないという方
現状の状況に満足している方は、無理に言葉にする必要は少ないということですね。
また、コンセプトがあるから売れるというわけでもありません。
コンセプトはあくまでも、お客様とのコミュニケーションを円滑にするためのものです。
和田さんが実際にコンセプトを考えてみた
コンセプトを考えるといっても、どうやって考えるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
動画内では和田さんが、質問者さんのショップや作品を見ながら、実際にコンセプトを考える様子を見ることができます。
和田さんが相談者さんの商品を見て、気になった特徴が2つありました。
- 作品のフォルムがどれも丸い
- 目がついているアイテムはすべて2頭身
まずは商品全体の雰囲気や特徴をとらえるということですね。
そこからその特徴をコンセプトに落とし込んでいきます。
どのようなコンセプトが生まれたかは、ぜひ動画をご覧ください。
自分の作品において、自分で気づいていないポイントや言葉にできていないポイントを見つけることが大切です。
そのポイントを言葉にしたのがコンセプトであり、そこに共感したり惹かれたりして作品に興味をもってもらえる場合もありますよ。
コンセプトを考える練習をする
コンセプトを考える練習として、和田さんは以下のことをおすすめしています。
それは「作品を見せずに、1分間口頭で作品の紹介をしてみる」ことです。
これが意外と難しく、自分の作品の特徴を言語化できていないとなかなか説明できません。
そして、それをそのまま文字にも起こしてみると良いと思います。
思いつかないときは、作品を購入されたお客様からいただいた言葉や感想を思い出してみてもいいかもしれません。
お客様に1番響くポイントがどこかにあること、そしてそれを自分自身が自信をもって言葉にできることが大切です。
それがあって初めて、お金を払って作品を購入していただくことにつながります。
一度このような練習をしてみて、作品やブランドを見つめ直してみるのもいいかもしれませんね。
コンセプトを見直すきっかけに
今回は、ハンドメイド作家さんに役立つ情報を発信しているminne公式チャンネルの動画をご紹介しました。
この動画では、作品のコンセプトの必要性や考え方を学ぶことができます。
ご自身の作品や、方向性を見直す良いきっかけにもなるのではないでしょうか。
和田さんの、質問者さんに寄り添った的確なアドバイスは、とても参考になりますよ。
この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は、ぜひ一度、動画を覗いてみてくださいね。
例えば、このような方は無理にコンセプトを考える必要はないと言えます。