努力せず売れてしまったが後が続かないという方へのアドバイス

動画のサムネイル画像。
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「minne LAB(ミンネラボ) ハンドメイド作家・ブランドを応援するminne公式チャンネル」(登録者数2.71万人)よりご紹介します。

今回ご紹介するのは、「お悩み相談」動画です。

相談者さんと同じようにフラワーモチーフの作品を作っている作家さんには、特におすすめの動画となっています。

思いがけず売上げが伸びてしまう事例

minneの作家活動アドバイザーである和田まおさんが、今回の相談内容の紹介を行っている様子。
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作家活動を始めて6年目だという相談者さんは、ドライフラワーブリザードフラワーを使った作品を多数手掛けています。

キャンドルやハーバリウム、お花のリースなどを作っているそうですよ。

特に売上をあげるための努力はしていなかったそうですが、2~3年目くらいから思いがけず売上げが伸び始めました。

売上を上げるためには努力が必須かと思われがちなハンドメイド販売ですが、こんなふうに例外のケースもあるのだとか。

例外のケース

ブームの作品を作っていたり、たまたまテレビCMを打った時に販売を始めたりすると、いきなり上手くいってしまう場合も。

今回の相談者さんもハーバリウムなど、ブームになったフラワーモチーフの作品を手掛けていたようです。

そのため、努力をあまりしなくても売上があげられていた状態だったことが推測できます。

でも、昨年あたりから売上げが伸び悩み始めてきたそうですよ。

どうしたら以前の状態に売上を戻すことができるのか、分からない状態になってしまっているようです。

ハンドメイドブームにより作家数も急増

この動画が上がった2020年1月20日時点では、約60万人もの作家さんがminneでの販売を行っているそうです。

驚きの作品数

minneの作品数は1000万点以上で、これからも更に伸びていくことが予想されます。

ハンドメイド作家さんが増えた分、ライバルもどんどん増えているのが現状です。

しかも、フラワーモチーフのジャンルは比較的新規参入がしやすいジャンルだといいます。

確かにここ最近では、品質の良いブリザードフラワーや、ドライフラワーが簡単に手に入るようになりました。

落ちてしまった売上を戻すための改善点は、どこにあるのでしょうか?

売れていた理由を分析する

minneの作家活動アドバイザーである和田まおさんが、売上を把握することが大切ということについて話している様子。
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今回の相談内容に対してアドバイスをしているのは、minneの作家活動アドバイザーである和田まおさんです。

売上が落ちてしまった原因として、「現状分析ができていないことがある」と動画内でお話しされています。

売上を維持するためには、新作を出した時に売れた写真が良く撮れた作品が売れているなど、現状を分析することが重要です。

売れることのポイントとしては、再現性があることも大事なんだそうですよ。

売れる状態をいつでも再現できる状況を作っていくためには、どのような工夫が必要なのでしょうか?

今までのリピーター率を計算する

minneの作家活動アドバイザーである和田まおさんが、リピート率を調べることの大切さについて話している様子。
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5年以上と長期間ハンドメイド販売を続けている相談者さんは、ハンドメイドで生計を立てられた、いわばプロ作家です。

ただ、和田さんが現状を分析すると、もういちげんさんだけで安定した売り上げを出していくのには無理が来ている段階だとか。

次のステップは

作品を購入してくれたお客様をファンにして、次も買ってもらうためにはどうしたらいいのか、ということを考える必要があります。

そのためには「1年後の目標リピーター率」を設定し、その目標に向かって行動していくのが重要です。

今回の相談者さんも、まずはリピーター率5割を目指して運営を続けていく必要がありそうでした。

リピーターが増えることのメリットや、すでにリピーターさんがいる健全なブランドのリピーター率が何割なのかも気になるな。

そんな気になる情報も動画内でお話しされているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

季節に応じた売り出し方を検討する

minneの作家活動アドバイザーである和田まおさんが、組み合わせ購入に向いている商品を考えることの重要性について話している様子。
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お花のジャンルでの一番の強みは、季節感だそうです。

今回の相談者さんの場合は、季節感の売り出し方が弱く、そこが非常にもったいないポイントになっています。

ここを意識する

フラワージャンルを取り扱う時は、季節感を大事にした売り出し方を考える。

さらに、同じ花材を使用して作っている作品を、お客様に魅力的にアピールする方法なども動画内で提案されています。

フラワーモチーフジャンルの強みを生かそう

母の日、敬老の日など、フラワーモチーフのプレゼントが喜ばれるシーズンは1年に何度も巡ってきます。

そんな時に自分の作品が選んでもらえるよう、ギャラリーの見せ方にもこだわっておきましょう。

平安きりん

今回の相談者さんは写真もよく撮れていて、作品の見せ方はバッチリでした。

その代わり説明文が少ないので、そこで作品の魅力をよりアピールしていく必要がありそうです。

今回の動画は、相談者さんのように「売り上げが伸び悩み始めた」という状況の方におすすめの内容になっています。

「写真を撮るのは得意だけど、文章は苦手」という方も、ぜひ今回の動画を参考にしてみてくださいね。